<自悠館>所長
三宅 秀子
2009年12月
- コープフェイス信州うす塩えのき茸です。ちょっとおかずにもなるし、油揚げなどと一緒にご飯に入れて炊いたら美味しい炊き込みご飯が出来る。「2個組の時に」(笑)、必ず買っています。
- お菓子作りです。時間があれば得意のチーズケーキなどを作ります。スタッフにもお菓子作りの得意な方が多いので自悠館を「甘い香りのする家」にしたいですね。

上畑<自悠館>は第二の我が家
この度、2009年12月1日にオープンしたコープデイサービス上畑<自悠館>の所長となりました。私は2001年に始まった「生協ひろしまホームヘルパー養成研修 呉会場」1期生として受講後、生協のヘルパーに。その後は事務所スタッフとなり、サービス提供責任者として利用者・ケアマネージャー・ヘルパーの調整役を務めてきました。縁あって生協の福祉事業に携わり、今年で10年目を迎えます。 | ![]() 民家改修型の建物は「第二の我が家」を思わせる造り |
上畑<自悠館>は、民家を改修した温かみのある造り。ここでは決められたプログラムではなく、来られた方がゆっくりと自分らしく過ごしてほしいと思っています。トランプ、おしゃべり、お昼寝など、利用者さんがやりたいことをしてくださいね。「第二の我が家」でお待ちしています。 | ![]() 「スタッフとのコミュニケーションも大切にしていきたい」(三宅所長) |
背中を押してくれる、「人が好き」という思い
ヘルパーの仕事をしていた頃、夜中に利用者さんに電話で呼び出され、一緒に救急病院に行ったことがありました。幸い何事もなく自宅に帰りましたが、利用者さんから「来てくれてありがとう」と言ってもらえただけで、この仕事を続けてきて良かったと思えました。これまでも、何度もくじけそうになりながらも福祉の仕事を続けてこれたのは、やはり「人が好き」という思いがあるからです。 | ![]() オープン前日にみんなで撮りました |
上畑<自悠館>では、利用者さんに「ここに来て良かった」と思ってもらえるような雰囲気づくりを目指しています。一から歴史をつくっていくのは大変ですが、生協には他に、高陽<自悠館>やはいから坂などのデイサービスがあるので、相談できる私は恵まれているんです。私もデイサービスは新米なので、スタッフの手を借りながらやっていきます。ここは家で、スタッフは家族ですから。家族みんなで頑張ります。 | ![]() 上畑は坂の地域。細い道の先にある、駐車場からの眺め |
あるおばあさんを担当した時のこと。その方はお身体の具合があまり良くなかったのですが、料理を作ると「おいしい」と言ってくれて、背中をさすると「ありがとう」と声をかけてくださいました。その一言ひとことは、本当に心から言ってくださっているのが伝わってくるんです。その時、自分達がほんの少し手をお貸しすることで体調が良くなる方、何かできるようになる方がいらっしゃるのは、本当に嬉しいと感じることができました。