班担当
中川 朋恵
2012年6月
- ケンミンのエビ玉ビーフン。ケンミンの商品シリーズのなかでエビ玉が1番好きです。小腹が空いた時や食事が物足りない時にレンジでチンして食べられるので、手軽にお腹が満たされます。
- ランニング。学生の頃、陸上部の長距離ランナーでした。現在も仕事後や休日の朝など、1時間約10キロのランニングを続けています。昨年の11月には、宮島クロスカントリーに出場しました。

組合員さんの声を聴きたい
私が生協に入ってから、4月で3年が経ちました。現在の配送コースは、新人の頃から一度も変わることなく担当しています。3年間の間に様々なことがありました。組合員さんの本音をお聞きすることは思っていた以上に難しいことだと実感しています。配送担当者にとって、組合員さんに要望を言っていただけるのはとても有り難いこと。そこで初めて気がつき、改善することができるからです。 | ![]() この日は、苗の交換のお申し出がありました |
入協して2年目を迎えたころ、組合員さんに「ちょっとしたことが言いやすくなったよ」と言っていただいたことがありました。とても嬉しかったのですが、これまでは我慢されていたのかも…と思うと、悔しくもありました。それからは組合員さんが言いにくいことでも言える関係を築きたいと思うようになり、お会いできる方はもちろん、不在の組合員さんにもお電話の際に「どんなささいなことでも伝えてください」と声をかけるようになりました。 | ![]() 県内から全配送担当者が集まる勉強会 |
生協=配送屋さんのイメージをなくしたい
私の喜びは、お勧めした商品が組合員さんのお気に入りになること。新人の頃、おすすめした商品を気に入ってもらえた時の嬉しさは今も忘れません。しかし、「気になるけど買ったことはない」という方は意外と多いもの。ある日「『コーンソフト』が気になるけど量が多くて買えない」という組合員さんがおられました。何とかしたくて、配送中に、その商品を購入されたことのある組合員さんに感想を聞いてまわりました。 | ![]() 『担当者として大切にしていること』を発表しました |
すると、おいしいという声以外にも「パンに二度塗りするとおいしいよ」、「野菜炒めに入れると風味が増すから教えてあげて」、という声があちこちであがりました。その時私は、組合員さんが、会ったことのない組合員さんにおすすめしてつながっていくことがすごく素敵だと思いました。現在私は、委員会の立ち上げに取り組んでいるところです。委員会がたくさんできて、組合員さんと生協の距離がもっと縮むようにと願っています。 |
![]() よく、組合員活動の行事にも参加しています |
ある組合員さんのもとへ初めて配送に伺ったとき、玄関のドアを少し開けて商品を受け取り、扉を閉められました。その後も会話を交わすことなく、商品をお渡しするだけの配送が続きました。その後、1年近く話し続けるうちに笑顔を見せてくださり、ついにはドアも全開に。嬉しさと一緒に、伝え続ければ分かり合えることを学びました。