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イベントレポート

2023年 08月 29日 被爆ピアノ資料館見学と交流(東広島)

8月1日(火)、組合員20名で矢川光則さん新設の被爆ピアノ資料館を来訪し、交流を通じて、被爆ピアノに対する思いや経験をうかがいました。
午前中は、駅舎カフェRomui(ロムイ)で被爆者が逃げて来られた様子や戦時中のお話を聞き、丸木伊里さんの「原爆の図」(複製)を見ました。
午後からは、被爆ピアノ資料館に到着、矢川さんのお話を聞いたのちに、参加者に被爆グランドピアノの演奏をしてもらい、おだやかな幸せな音色を感じることができました。

【参加者の感想】
・矢川さんの平和に対する活動が世界を動かしていくでしょう!体力・気力・知力が続く限り矢川さんに頑張って欲しいです。Romuiでは、高齢の方が地域活性化のため活動されています。同じ高齢者として何ができるのか、自分ができる事を楽しく無理しないでできたらと思えるバス見学の一日でした。ありがとうございました。


・駅舎カフェRomuiの「原爆の図」(複製)の見学もさることながら、原爆投下時小学生の方の当時のお話が聞けたこと、子供の目線で見た戦争を感じられて良かったです。矢川さんの資料館では、実際にピアノに触ってみて、矢川さんが「ピアノは生き物」とおっしゃられたからかもしれませんが、暖かく感じました。


・駅舎カフェRomuiで初めて丸木伊里の絵を見ました。複写とはいえすごい迫力でした。暗い全体の絵の中、子どもには光があたっていると聞き、丸木さんの心のあたたかさ・原爆への怒り・憤りなどを感じました。矢川ピアノ工房では、実際の被爆ピアノをみれて手で触る事ができて、ピアノの持ち主のピアノへの愛情も感じられて、物言わぬピアノが原爆の悲惨さ・戦争への理不尽さが伝わった。


・前から行ってみたかった矢川被爆ピアノ工房へやっと行けたので嬉しかった。被爆グランドピアノで岩城君の演奏が聞けて音色に感動した。駅舎カフェの丸木伊里・俊展の絵画で原爆・被爆の想像をすることができた。今日は五感で平和を感じ、考える一日だった。また、被爆者伴さんやランタンを持参された愛知の方にお会いできて、縁も感じる最良の日だった。

アンケートは感想がしっかり書かれており、皆さんの平和への思いが深まった一日になりました。私たちにできる事を考えながら、拡げていきたいです。

東広島平和委員会  

①駅舎カフェRomuiにて体験を聞く.jpg

駅舎カフェRomuiにて体験を聞く

②丸木伊里さんの複製画ですが迫力があります.jpg

丸木伊里さんの複製画ですが迫力があります

③被爆ピアノのとても優しい音色を聞き、感動.jpg

被爆ピアノのとても優しい音色を聞き、感動

④矢川さんを囲んで.jpg

矢川さんを囲んで