班担当
北村 正美
2012年3月
- 「CO・OP冷凍長崎風ちゃんぽん」。冷凍庫にはいつもストックがあります。具材の野菜からも水分が出るので、スープを作る際、お湯を表示より少なめにしています。
- 料理です。30年間、中華料理屋の厨房で腕を振るっていました。得意のチャーハンは、シンプルで難しい料理。塩としょうゆのみでしか味付けしないので、ごまかしがききません。キムチも自家製で、支所の仲間にも振舞っています。

13万筆を超えた平和署名。組合員さんの存在の大きさを感じました
毎年組合員さんにご協力いただいている平和署名。核兵器廃絶に向け、昨年の夏は通年の目標数を大きくうわまわる10万筆を目標に、生協全体で取り組みを行いました。結果的には、この大きな目標を上回り13万筆を超える署名が集まりました。私が担当させていただいている組合員さんからも、800筆以上のご協力をいただくことができました。この時の原動力となったのは、コープ委員さんと組合員さんの力でした。 | ![]() 仲間が目標を達成した時は、本当に嬉しく思います |
ある日の朝礼にコープ委員さん数名が来られ、私たち職員に向けて署名活動の呼びかけをされたことがありました。その姿に加え、岡田支所長からの「みんなの力が必要」という言葉が後押しとなり、私の取り組みが始まりました。配送先では「去年もあったよね」とすんなりと受け入れていただいたほか、お知り合いに電話をかけて住所を聞きその場で記入してくださった方もいらっしゃり、組合員さんの存在の大きさを感じました。 | ![]() 取り組みへのモチベーションをあげてくれた一人、支所長の岡田(左) |
平和活動に関心のなかった私。生協に出会って、意識がガラリと変わりました
署名活動を終えて思うのは、コープ委員さんと組合員さん、そして生協の力がつながったということ。私は声をかけてまわっただけですが、本当に多くの方にこたえていただきました。私の担当地域にいらっしゃるコープ委員さんたちだけでも、100名ほどの署名を集めてくださいました。また支所に帰れば、仲間たちとその日の結果を報告しあうなど、組合員さんと職員みんなが同じ方向を向いた取り組みでしたね。 | ![]() 配送以外でも、組合員さんと職員が街頭署名に取り組みました |
実は、私自身は以前から平和に関心があったわけではありませんでした。テレビでデモの様子を目にしても「なぜあんなことをするのだろう」と思っていたほど。しかし、生協に入って平和活動の大切さを学び、意識がガラリと変わりました。核兵器廃絶は、ヒロシマが発信していかなければいけない県民の使命。私も広島県民として、また生協に携わる人間として、小さくてもできることをやっていきたいです。 |
![]() 組合員さんとのコミュニケーションツール、手書きチラシも欠かしません |
入協したての頃、組合員さんから商品についてお叱りの声をいただいたことがありました。私が戸惑っていると「あなたが憎くいのではなく、生協が大好きだからきちんとしてほしい。今では安全安心は当たり前だけど、生協が初期の頃は私も必死に活動してきたのよ」と教えてくださいました。この言葉が原点となり、今でも私を支えてくれています。