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イベントレポート

2023年 11月 23日 2023 年夏「もずく基金」親子 産地見学・生産者交流会開催報告

2023 年 8 月 21 日(月)~23 日(水) 、沖縄県国頭郡恩納村(恩納村ふれあいセンター、恩納村漁業協同組合、他) で生協ひろしま、 鳥取県生協、生協しまね、おかやまコープ、コープやまぐち、コープかがわの組合員さん12 組 24 名と職員 6 名、コープ CS ネット役職員 2 名、井ゲタ竹内様 2 名 の合計 34 名 が参加して、「もずく基金」産地見学・生産者交流会が開催されました。もずくやサンゴの学習、生産者との交流の他に、陸域での活動についての学習を行い、海の生態系に影響する赤土の流失を防止するための苗木を植樹しました。

★生協ひろしま総代懇談会会場で掲示された交流会報告「ゆいまーる新聞」

※拡大してご覧いただけます(820KB)

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〈参加された組合員さんの感想〉
・沖縄の方言「ゆいまーる」は絆の言葉!!沖縄にて体感することで、方言の意味や大切さをリアルに体験することができました。「ゆいまーる」とは「助け合う」「共同作業」「一緒に頑張ろう」といった意味の言葉。きっと、共に栄えよう!という想いを込めた呼びかけもあるのでしょう。
・沖縄を訪れるのは 5 度目くらいでしたが、今回は全く新しい「学びの旅」でした。美しい沖縄には、それを守る人・技術があり、それは 1 回限りで終わるものでなく、継続・維持していかなければならない。そのために資金や資源を循環させなければならない。そんな取り組みを今までの沖縄では知ることはありませんでした。
・昨年は、夏「もすく基金」オンライン交流会に参加し、もずくを食べることで恩納村の海のために基金が集まることを知り、ステキな活動に子供たちと参加でき、環境についても勉強でき、遠くに思っていた沖縄が近くに感じられました。子どもたちと「沖縄に行きたいね」と話をしていて、オンラインの最後のコメントで「来年はリアル産地見学したいです!」と言い、今年はリアル産地見学募集をされていて、すぐにエントリーし参加できとても嬉しかったです。
・個人的に Honey&Coral プロジェクトにとても興味があったので、その場へ行き、見て、お話を聞けたのはもちろんですが、植樹もさせていただき、ほんの少しですが活動に携わらせていただくことができて嬉しかったです。

〈参加した子どもたちからの感想〉
・今回の産地見学を通して、たくさんの人の努力で恩納村のもずくと沖縄の自然を守っているのだと知りました。もずくを栽培する人、その環境を守る人、そしてそれを利用する私たち。海の環境だけでなく、赤土対策など海と陸が繋がっているのだとわかりました。
・沖縄の方々は皆さん優しくて、すごく素敵な場所だなぁと思いました。だからこそみんなで協力して自然を守りたいと思います。私は、来年は高校生です。義務教育が終わり、自分で考えて行動する年になりました。だから、現地の高校生と交流して、沖縄の自然について一緒に考えて、そのための行動をしたいと思いました。
・今回のような企画はもっとやって、多くの人たちに知識を広めていって、海や地球を守るために、みんなが協力してくれるような世界になってほしいと思いました。
・飛行機から見る沖縄の海はエメラルドグリーンでした。海を汚す赤土とうまく付き合っていけば、海をきれいにしていけることが分かりました。