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イベントレポート

2022年 12月 16日 地産地消委員会でハートランドを見学

地産地消委員会でハートランドを見学

12月14日(火)、北広島町にある農業生産法人ハートランドひろしまを、地産地消委員7名と職員2名で見学しました。はじめに、所長の世良さんから会社のご説明がありました。ハートランドひろしまは、生協ひろしまが2010年に設立した「農福連携施設」つまり、障がいを持たれている方が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していくことを目的とした施設です。農業生産法人として、安心安全でおいしい農作物の生産、地域への貢献、過疎化、高齢化などによる農業の衰退を少しでも防ごうとしています。


学習後、水菜の出荷作業を見学しました。利用者の皆さんは黙々と丁寧に作業をされていました。水菜の汚れを丁寧に取り除き、大きさやばらつきが出ないように長さをそろえられていました。壁には、調整するポイントが分かりやすく書かれた用紙が貼ってありました。

次に、ビニールハウスで栽培されている水菜と小松菜を見学しました。フィールド養液栽培で養液供給はタンクからボールタップを介して行います。電気を使わず、液を出さない環境にやさしい栽培方法でした。腰の高さ辺りに培地があるので、収穫作業も身体に負担がかかりません。天候や曜日にもよりますが、今日の収穫分は、基本的に明日には配達されるそうです。

雪が降っていたので、収穫体験はできませんでしたが、露地でも白ネギなどの栽培をしています。また、生協のお店や宅配の食品残さをリサイクルした堆肥を使用して栽培しています。利用者の皆さんとお話しすると、笑顔で交流でき、和やかな職場の様子も分かりました。入口には利用者さん一人ひとりのアート作品が展示されています。

ハートランドひろしまは、組合員交流、コープ委員長会見学、職員見学などの農業体験の場を提供しています。年に数回、組合員さんとの交流会も開催し、とうもろこしや安納芋などの収穫体験もできます。ぜひ、参加してみてください。

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丁寧に作業されていました

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作業場に貼ってあった紙

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奥が水菜 柔らかく、エグミが少なく、サラダでも食べられます。手前は小松菜