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お知らせ 2026年 01月 01日 新年のごあいさつ

生協ひろしま 理事長 宗本 干城
組合員の皆さま、新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
日頃より、生協ひろしまの事業と活動に格別のご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。2026年が皆さまにとって、健康で心豊かな一年となりますようお祈り申し上げます。
2025年は、国連によって「国際協同組合年」に定められた特別な一年でした。協同組合は、地域社会や世界での持続可能な発展に向けた重要な役割を果たしており、「協同の力」を通じて人々のくらしや福祉を支えています。この記念すべき年に、私たち生協ひろしまも、組合員の皆さまや地域とのつながりを一層深め、助け合いの価値を改めて確認することができました。2026年は、その成果をさらに発展させる年にしたいと考えています。
また、2025年は、広島・長崎にとって被爆80年という歴史的な節目の年でもありました。80年前、広島の街は原子爆弾によって消滅し、多くの命が奪われました。この痛ましい出来事を経験した地として、平和への願いを次世代に伝える使命があります。この一年、私たちは「ヒロシマにある生協」として、組合員の皆さまと共に平和活動を進めてまいりました。
広島市内には10カ所の被爆を伝える絵碑が設置されています。このたび広島市より、11号碑の建立に向けた募金協力の要請があり、全国の生協の協力や平和募金を通じて、11号碑を無事に設置することができました。
若い世代の組合員や職員が中心となり、平和学習会の開催や現代の技術を活用して被爆証言のデジタルアーカイブ化など、新たな取り組みを積極的に展開しました。オンライン形式の平和学習会では、全国の組合員と広島の被爆の実相を共有する場を設け、『教科書では学べない深い学びだった』という感想が寄せられるなど、大きな成果を得ることができました。
さらに2024年にノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会の皆さまと連携し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現をまざす活動を強化しました。
国際社会が依然として戦争や紛争の影響を受ける中で、核兵器のない世界を目指すヒロシマからの声は、ますます重要になっています。くらしを守ることと平和を守ることは切り離せないものであり、「ヒロシマの生協」として果たすべき役割を深く自覚しています。
一方で、地域社会においても、少子高齢化や物価高騰、気候変動の影響など、私たちのくらしを取り巻く課題は増え続けています。このような時代だからこそ、「協同組合」の助け合いの精神が、地域における希望の光となると信じています。生協ひろしまは、組合員の皆さまのくらしを支える存在として、宅配事業を通じた高齢者の見守り活動や、子育て世代への支援、地域コミュニティを活性化する「つどいの場」の開催支援などに引き続き取り組んでまいります。
また、地域の生産者の皆さまと連携した「産直」の取り組みをさらに強化し、広島の豊かな食文化と農業を守りながら、組合員の皆さまの食卓を支える事業を進めてまいります。
私たちは、引き続き、くらしにかかわる様々な課題に対し、地域の諸団体や行政、パートナー企業と手を携え、「協同の力」で誰もが安心して暮らせる社会を築くために努力を重ねてまいります。
2026年も、生協ひろしまは組合員の皆さまの声に真摯に耳を傾け、「くらしに貢献できる生協」として、地域社会を支える存在であり続けます。これからも、皆さまと力を合わせ、平和で持続可能な未来を切り拓いてまいります。
本年が皆さまとご家族にとって、健康で希望に満ちた一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。