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お知らせ 2022年 01月 01日 新年のごあいさつ

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生協ひろしま 理事長

横山 弘成

         

平素は、生協ひろしまに格別のご愛顧を賜り心から御礼申し上げます。

 日頃より生協ひろしまの事業やサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。また、組合員活動やイベントなどへの協力に対し心よりお礼申し上げます。

 2021年も新型コロナウイルス感染症の影響が続き、組合員の皆さまにおかれましては、ご心配の日々が続いてこられたこととご推察いたします。国内での新規感染者数は落ち着きを見せてきたものの、変異ウイルスによる感染拡大の再燃が心配され、引き続き予断の許さない状況が続いています。生協ひろしまでは組合員の皆さまに安心して事業やサービスをご利用していただけるよう、引き続き感染防止策を徹底してまいります。

さて、2021年は組合員の皆さまにとってより利用しやすい事業を目指し、宅配事業でのアプリ開発やコープ船越のリニューアルオープンなどを行ってまいりました。行政連携では、約2年間かけて県内全23市町と包括的連携協定を締結しました。いつまでも住み続けたいと思える地域づくりの実現に向けて、安佐北区エリアでは買い物支援としてお買い物サポートカーの運行や、子育て支援施設「こどもコーぷらざ西風新都」の開設、地元産品の紹介販売など、具体的な連携事業もスタートしました。
また、多くの組合員の皆さまからご協力いただいた「日本政府に核兵器禁止条約に署名、批准を求める署名」を広島県被団協に託し、世界から核兵器を無くしたいという願いの実現に向けた取り組みも進めることができました。平和を願う組合員さんの気持ちを形にし、共有したいという思いから「被爆ピアノコンサート」も県内12箇所で開催し、参加者から「重くなく、優しい気持ちになりながら平和を考える良いきっかけとなった」という声をいただき、新しい平和行事としての一歩を踏み出すことができました。

 生協ひろしまが誕生して満50年となり、多くの方々と共に新しい時代を切り開いていく年となりますが、暮らしをめぐる課題は山積しています。創立50周年を迎えるにあたり策定した「2030年ビジョン」では「ともに創ろうCOOPの未来」というフレーズを掲げました。このフレーズはいつまでも住み続けたいと実感できる地域社会の実現を目指し、その中心にCOOPがありたいと願うものです。一人ではできないことを仲間どうしが繋がりあうことで、願いを実現していくところに生協理念はあります。厳しい課題が山積している現在だからこそ、生協と他団体、行政という枠組みにこだわることなく、一緒にできることは何か、どうすれば一緒に出来るのかを話し合い、出来るところから実践していく行動力が問われています。今年もみなさんと一緒に課題の解決に取り組んでいくことを決意すると同時に、組合員のみなさんからのより一層のご支援をお願い申し上げて、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。