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ニュース 2012年 06月 17日 親子平和講座で被爆証言を聞きました

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親子5組14名。大学生2名が参加しました

私は生き残ってしまった

5回の講座で、ヒロシマについて学び、平和について考える学習会「親子平和講座」。その4回目の講座が6月16日(土)、原爆平和記念資料館の地下会議室で開催されました。今回のテーマは「被爆体験を聞く」。あの日、広島市立高等女学校の2年生だった矢野美耶古さんに、当日の様子や戦後の状況などについて直接お話をお聞きしました。8月6日、たまたま体調をくずし、お休みをしていたため、直撃を免れた矢野さん。同級生のほとんどが一瞬のうちに亡くなってしまったことや、その後の壮絶な体験をお話されました。講座終了後は、矢野さんとともに平和公園の南側にある「広島市高等女学校原爆慰霊碑」へ。「私は生き残ってしまった。なかなかここへは来ることができなかった」という言葉を聞き、改めて悲しさの深さを知ることとなりました。

 

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被爆証言をする矢野さん。「一瞬で全てを破壊する原爆は絶対に要りません」

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壮絶な体験を聞き、子どもたちも真剣に聞き入っていました

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広島市高等女学校原爆慰霊碑の前で説明していただきました