イベントレポート
2022年 08月 29日 寺岡有機農場産地見学を開催
7月12日（火）、広島県世羅郡の寺岡有機農場世羅農場で産地見学が開催され、地産地消委員6名と職員2名が参加しました。この時期は土づくりをしており、人参はまだ収穫できないため、今回は有機栽培人参の学習と合わせて、玉ねぎやズッキーニ、オクラの収穫体験や、収穫後の出荷作業の体験をしました。
寺岡有機農場は、2019年に生協ひろしまと産直提携した農場で、標高350ｍから400ｍの山間部に位置し、ミネラル分が豊富で粘り気の強い赤土が特徴です。栄養価が高く、甘い野菜が育つといわれてます。
参加者からは、「有機JAS認定を受けている圃場は、条件も厳しく年に一度審査があり、農薬も使えないため、他の農場から農薬が飛散しない環境に農地があると知り、地図を見ただけではなかなかたどりつけない場所にも納得しました。」「昭和50年に寺岡有機醸造の醤油の原料を生産するために農業を始めたこと、現在は環境を生かして土づくりにこだわり、太陽熱エネルギーを利用し、休耕期に地熱を上げて雑草の種子や雑菌を死滅させる『太陽熱消毒』と、刈られた草や米のもみ殻、もろみなどから無駄なく作った『自家製堆肥』で土力を上げていることも勉強になりました。」など、産地の特徴や、商品のこだわりについて真剣に学習していました。
有機栽培人参は、毎年11月ごろからカタログDeli-Coで注文できます。甘い人参が収穫される11月が楽しみです。ぜひ、ご利用ください。
はじめに、座学で学習しました
写真中央に写っている、赤土の畑で生協の有機栽培人参を作ります
玉ねぎの袋詰め作業の様子