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お知らせ 2012年 08月 07日 内閣総理大臣あてに意見書を送りました
8月6日、以下の意見書を送りました
内閣総理大臣 野田 佳彦 様 |
生活協同組合ひろしま 理 事 長 林 辰 也 |
「社会保障・税一体改革」における消費税法案に関する意見書 |
消費税増税法案が6月26日の衆議院本会議にて可決され、参議院にて審議が進められています。
もともと、社会保障と税制が一体のものとして改革が進められようとしていましたが、6月8日から6月15日まで行われた民主党、自民党、公明党の三党による「社会保障・税一体改革」の修正協議において、社会保障分野の多くの政策を先送りし、改革の全体像を示さないまま消費税増税法案の採択を優先させようとしていることに対し遺憾の意を表します。
税制改正の基本となるのは、応能負担による所得の再配分ですが、今回の修正協議で、所得税と相続税の最高税率の引上げが法案から削除されました。このことは、税の基本をないがしろにするものと考えざるを得ません。
また、消費税は逆進性が高く、生活必需品の非課税など税制度による逆進性の是正措置が必要だと考えます。
一体改革の全体像が示され、国民的な論議が進められるよう求めます。 |
以上 |