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ニュース 2012年 08月 10日 石見の田んぼ通信【6号】

8月9日(田植えから74日後)のようすです。
いよいよ穂が出てきました。
 

 

下の右の写真が、最新です。
 

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7月30日(月)の田んぼの様子   8月9日(木)の様子。

 

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稲の開花

稲は風で花粉を飛ばす(風媒花)ため、「もみ」を開いて雄しべを外に出します。

 

昆虫を引き寄せるための花びらや蜜はありません。

 

稲は、ふつう午前中の2~3時間に開花し、役目を終えた雄しべを外に出したまま、お昼には閉じます。

雌しべは花粉を受け取った雌しべの根元がもみの中もみの中で育って、米になります。

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害虫来襲

栄養のある米を狙う害虫も、さっそく穂についていました。

写真は、「斑点米」の原因になるカメムシ類のひとつ「アカスジカスミカメ」です。

まだ軟らかい米に針のような口を突き刺して汁を吸うので、米に斑点状の痕が残ってしまいます。

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頼りになる虫たち

農薬を使わない米づくりでは、針状の口クモやカエル、トンボなど天敵類が頼りです。

 

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島根おおちハーブ米生産部会・島根おおち農業協同組合 営農部・西部農林振興センター県中央事務所 農業普及部