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お知らせ 2013年 01月 01日 謹んで新春のお慶びを申し上げます

 

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新年にあたり皆様のご健康と平安を祈念申し上げます

 

 

 謹賀新年。

お健やかに新春をお迎えになられたことと拝察いたします。
旧年中は、生協ひろしまに格別のご愛顧とご協力を賜り心から感謝申し上げます。

 理事長 林 辰也

 
 

さて、昨年12月16日に実施された第46回衆議院総選挙の結果、3年ぶりに自民党が政権の座に復帰し、公明党と連立による安倍晋三内閣が発足しました。
今回の選挙の争点になった、デフレ・不況対策、消費税増税問題、原発・エネルギー問題、TPP参加問題、米軍基地問題や領土紛争問題などの外交・安全保障の政治的課題にどのように取り組むかが問われています。

 
日本経済は2008年のリーマンショック以来、デフレと円高で景気低迷が続いています。

2011年3月に発生した東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から2年近くになりますが、未だ16万人の被災者が故郷に帰れない状況が続いています。
少子高齢化の社会構造の中で、雇用の悪化、失業者や貧困層の拡大、生活不安によるストレス、うつ病、自殺者の増加、児童虐待、高齢者の孤独死など、絆の希薄化による無縁社会の進行が深刻な社会問題となっています。
これらの社会情勢を背景に、生協ひろしまの購買事業も大変厳しい状況にあります。食品市場の縮小、ネットスーパーなどの新たな食品宅配ビジネスが急速に拡大している動向のなかで、生協が従来の宅配システムと店舗戦略で、将来にわたり組合員の幅広いニーズに応えていけるかどうか、長期的展望に立って早急に検討すべき大きな課題です。
現在、共同購入・店舗事業の経営改革に取り組んでいますが、一人暮らしの高齢者を対象にスタートした「おもいやりコープ弁当」や買い物弱者に対応する「移動店舗」が順調に進展している事例から、新たなシステム構築の可能性が示唆されているように思います。

 

生協ひろしまは、地域社会の中で『食とくらしの安全・安心』を理念に「協同の力」により組合員の皆様の様々なくらしの願いを実現するために購買事業を中心に福祉事業、共済および平和、環境、食育、地産地消などの活動に取り組んできました。
今年も心新たに、組合員の皆様の多様なニーズに応えるべく、事業および諸活動に積極的に取り組んで参りたいと存じます。
皆様の一層のご協力とご支援をお願い申し上げます。

2013年1月