はぴれた

65
2017/04/04(Tue)

「自賠責保険の補償内容は?」

「はぴれた」会員の皆さん、こんにちは。第65回目のメルマガを配信します。
ファイナンシャルプランナーの資格を持つ保険モノ知り主婦・トク子と中堅主婦・マルエ、新米主婦・はるかが、にぎやかに井戸端会議。65回目のテーマは「自賠責保険の補償内容は?」のようです。

マルエ 「自賠責保険は、加害者請求と被害者請求があることが、前回わかったよね」
はるか 「あと、総損害額が確定する前でも、請求すれば仮渡金が受け取れるとか…」
トク子 「自賠責保険を請求する時には、いろいろな書類が必要なのよ」
マルエ 「あ~~、面倒くさそう」
はるか 「でも、請求するためには必要なんですよ」
トク子 「被害者請求のケースで、仮渡金の請求も含めて説明するわね。死亡、後遺障害、傷害すべてで必ず提出するのは①保険金(共済金)・損害賠償額・仮渡金支払請求書②交通事故証明書(人身事故)③事故発生状況報告書④医師の診断書または死体検案書(死亡診断書)⑤損害賠償額の受領者が請求本人であることの証明(印鑑証明)」
マルエ 「そうか、被害者が亡くなっている場合は、死亡診断書になるのね」
トク子 「死亡の場合は⑥戸籍謄本も必要よ。それから⑦診断報酬明細書(死亡、障害のみ)⑧通院交通費明細書⑨後遺障害証明書(後遺障害のみ)」
はるか 「いっぱい必要ですね」
トク子 「事故の内容によっては⑩付添看護自認書または看護料領収書⑪休業損害証明書・納税証明書など⑫レントゲン写真など」
マルエ 「ああ、もうくじけそう…」
トク子 「死亡事故などで請求する人が複数いる場合は、原則として1名を代表者にして、他の請求者全員の委任状と印鑑証明が必要ね」
はるか 「これらの書類は、どこに行けば作ってもらえるんですか?」
トク子 「②は自動車運転センターね。あとは、治療を受けた病院や市町村。市町村に行って発行してもらう書類以外は、損害保険会社に備え付けてあると思うので相談するといいわ」
はるか 「ところで、自賠責保険って、どこまで保障してくれるんですか?」
トク子 「支払基準が法律で決められていて、傷害による損害の場合、支払限度額は被害者1名につき120万円。治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料が支払われるの」
マルエ 「後遺症が残ったら?」
トク子 「後遺障害による損害の場合は、身体に残った障害の程度に応じた等級によって、逸失利益や慰謝料などが支払われるの。支払限度額は“神経系統の機能または精神・胸腹部臓器”に著しい障害が残り、介護を要する後遺障害で被害者1名につき常時介護を要する第1級は4,000万円、随時介護を要する第2級は被害者1名につき3,000万円。それ以外の後遺障害は、被害者1名につき3,000万円(第1級)~75万円(第14級)」
はるか 「亡くなったら?」
トク子 「死亡による損害は、被害者1名につき支払限度額は3,000万円。葬儀費、逸失利益、被害者本人の慰謝料および遺族の慰謝料ね」
マルエ 「ケガの具合や後遺症の等級によって、支払い額が変わってくるのね」
トク子 「そうよ、亡くなった場合も、逸失利益や遺族の人数によって慰謝料がそれぞれ違ってくるの。さっきの数字は、あくまでも支払限度額よ」
はるか 「じゃあ、正式な支払額は、どうやって決定するんですか?」
トク子 「正式な支払額は、自賠責損害調査事務所の調査後に決定されるの。請求者が、請求書類を損害保険会社に提出すると、損害保険会社が書類に不備がないかを確認して、自賠責損害調査事務所へ送付するのね」
マルエ 「そんな事務所があるの?」
トク子 「自賠責損害調査事務所では、請求書類に基づいて事故発生の状況、支払の的確性、発生した損害の額などを、公正に中立な立場で調査するの」
はるか 「公正ですね」
トク子 「書類の内容だけでは事実確認ができないものは、事故当事者に事故の状況を照会したり、病院への照会、事故現場の調査なども行うの」
マルエ 「きめ細かくやるのね」
トク子 「調査の結果を損害保険会社に報告し、損害保険会社が支払額を決定して、請求者に支払うの。仮渡金の支払いがある場合は、その分を差し引いた額の支払いね」
はるか 「なんだかんだと大変ですね…」
マルエ 「安全運転を心がけて、事故を起こさないように気をつけよ」

※一般社団法人・日本損害保険協会「交通事故被害者のために」参照

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